最近は雷雨と晴れ間が交互にやって来て、変形菌も変形体が出始めたかと思えば、雨で流され、撮影に行くタイミングが難しくなって、ちょこっと苛ついてきたので、久しぶりに海に行ってきました。
たまには良いもんですね。

雨がぱらつく中、夕陽は期待せず海岸に到着。すぐに小型の鳥がいた。後でググったらミユビシギトウネンだそう。夏は北極圏でシベリア、アラスカで繁殖し、冬は東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドまで渡り、日本では旅鳥の冬鳥として現われるとのこと。指が3本しかないのでこの名前。集団で行動すると書いてあるが、この日はこの1羽だけ。

人工物無し。

なんだか眠そう。

と思いきや、オメメパッチリ。

そして走る走る。

SS1/320でもこのブレよう。

さっと左へターン。

近くの汚い場所ではハクセキレイがだるそうにしていた。いつものスッキリした、かっこよさはいずこへ。

羽を上げたり

閉じたり

さっきのミユビトウネンは餌探し。

こっちを見た。

なにかを見つけた。

すると隣でバタバタしているのが眼に入った。セキレイが水浴びを始めた。SS1/60


SSが遅いので、頭を突っ込むと写真で止まらない。

あぁ、きもちよかねぇ~、と言っているのかいないのか。

そして、シギもセキレイも藪の中へ?小さな川が海に注ぐ。

遠くに眼をやる。薄らと島影が、確かにこの方角には小さな島がある。

その左隣にこんなものが。たしかこんな建物があるはずがない。

ビルのようなものが見えた。

良くわからない。蜃気楼か。

少し近づいたように見えた。あぁ、これはコンテナ船だ。

もうすっかり陽が傾いて小雨も降ってきた。

海鳥も何処かへ飛んで行く。


厚い雲の間から夕陽が洩れる。

雲の端から夕陽が光る。ベタっとした海風が頬に当る。森のジメッとした空気より気持ちは良い。
さぁ、スッキリしたところで帰ろうかな。表題は井上陽水の「海へ来なさい」を無断借用しました。